香港式とは?!


香港式フットマッサージも元々は、台湾から伝来しましたが、伝来当時の香港は英国領でした。
英国と言えば、英国式フットマッサージ「リフレクソロジー」で有名ですが、台湾から伝来された技法のツボ押しと、さする英国式が上手に融合して、香港式独自の「押し流す」「香港式フットマッサージ」が誕生しました。
なお、フットマッサージの詳しい経緯は、足裏マッサージの歴史(リンクをタップorクリック)記事を参照下さい。

ところで皆さんは、1日あたり世界で一番歩くのは、どこの国か御存知でしょうか?
意外に思うかもしれませんが、実は「香港」なんです。
香港人は1日平均2~3万歩、歩いておりまして、足の疲れを癒やすために、当たり前のようにフットマッサージを受けてます。

また、真夏の香港は外は蒸し暑く、室内は強烈に冷房を利かしてますので、どうしても自律神経が狂ってしまい、足湯とフットマッサージで「自律神経をリセット」するためにも受けてます。

ちなみに香港人は、日本を抜いて世界一の長寿になってます。(2020年現在)
歩くことが健康には一番良い証明ですね。

香港を旅行すると、街中のあっちこっちに「フットマッサージ」、「足裏マッサージ店」の看板を目にしますが、それだけ香港人の生活に溶け込んでいます。
[hong kong foot massage、Google検索結果]

8ページ、153店が表示されますが、未登録のお店も多数(ほとんど未登録店)存在します。
(推定、400店以上※M総研調べ)
いかに、香港に根付いているのか、お分かりになると思います。

ちなみに友人の伝えるところ、
「香港人って大阪人と似てるんだよ。
チャンとしたものにはお金を払うけど、変なものにはお金を出さないんだ。
質実剛健、悪く言うとケチなんだよね~。
その香港人が、お金を出してフットマッサージを受けに行くんだよね。
マズいメシと、下手くそなフットマッサージだと、香港人暴れる😡」
だそうです…😅

かたや日本では、一時期、バラエティ番組の罰ゲームとして、「足ツボ押し」が使われ、お笑い芸人が大袈裟に痛がるリアクションを見て、「足裏マッサージは痛いんだ!!」という、誤解を持たれた方も多いかもしれませんね。
今でも、時々してますけど…💦

ですが、ご安心下さい😄
香港式フットマッサージは、「心地よい、痛気持ちよさ」なのです。
日本のフットマッサージと言えば、「足ツボ押しで強烈な痛みの台湾式」や、「さすられて気持ちよさの英国式」などが一般的ですが、香港式は、これらとは全く異なるフットマッサージなのです。

香港式フットマッサージは、まず足湯(薬湯)にて、足を充分に温め、血行を良くしてから、ミネラルオイルを用いてフットマッサージを行います。
一般的なフットマッサージですと、足首から下のみのマッサージですが、香港式フットマッサージは、足首から下だけでなく、膝から下の「膝の裏やスネ、ふくらはぎ、足の甲」まで、丹念にマッサージを行います。

マッサージ方法も香港式独自の、スジをしっかり捉え、捉えたままスジに沿って流す「押し流す」方法です。(押し流しの詳細は、リンク先を参照下さい。)
そして、最後に余分なオイルを、蒸しタオルにて拭き上げまして、終了です。

マッサージ中は、程よい痛気持ち良さ、終わった後は、スッキリとした感覚と、足の軽快感を実感していただけます。
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もちろん、膝下全体がほぐれますので、むくみが解消しますし、筋肉がゆるむことで、血行も改善するので冷えも軽減します。
さらに、身体は末端を刺激されますと神経が休まる(赤ちゃんの手や足を握って上げると落ち着きますね)ので、全身的な緊張が和らぎますので、フットマッサージしただけなのに、全身が温かくなる感覚を味わえます。

日本は、香港、ウクライナに続いて、1日あたりの徒歩数は世界第三位で、きっと多くの方が、足の悩みを抱えているはずです。
これまで国内になかった「本格的香港式フットマッサージ」、是非一度、体感してみてみませんか??

今までの、足裏マッサージやフットマッサージの常識が、ひっくり返る体験が出来ますし、一度受けたら、痛気持ちよさが病みつきになっちゃいますよ~😆