うがいの注意点

コロナウィルスの感染予防に、手洗いうがいが推奨されています。

手洗いについては、手の表面についてしまった雑菌やウィルスを水で洗い流せば問題ないです。
「消毒系の洗剤を使わないと菌やウィルスが死なない😖」と言って、ムキになるのはやり過ぎですね。
洗いすぎて、本来、手に付いている常在菌とかをも流してしまったり、手表面の皮脂が無くなることにより、防御膜がなくなる可能性があります。

次にうがいについてですが、チョット、注意する点があります。
一般的にうがいは真水で行ったり、うがい薬を使うのですが、うがい薬について以外といられていないことがあるので、覚えておいて下さいね😃

うがい薬と言えば、ポビドンヨード(一般的にイソジンⓇ、焦げ茶色してますね)が有名ですね。
どこかの知事が、イソジンを推奨してましたが…💦

ポピドンヨードは殺菌作用がありますが、その殺菌作用が強すぎてしまい、喉の粘膜細胞を傷つけてしまう事があります。
また、手洗いの時と同様に、常在菌も殺菌してしまうので、防御膜がなくなってしまいます。
かかり付けの耳鼻科の先生曰く「ポピドンヨードは喉の渇きも出るから、今はほとんど使ってないわよ」と伺ったこともあります。

また、ヨウ素の過剰摂取による「橋本病」や「バセドウ病」への懸念もありますので、高濃度のポピドンヨードでのうがいには、注意が必要です。
・橋本病…甲状腺に慢性の炎症が起きている病気で、慢性甲状腺炎とも言います。
・バセドウ病…甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、甲状腺機能が亢進する病気です。

じゃあ、何を使えば良いのかと言いますと、あまり知られてませんが「アズレン」という成分です。
これは医療用のアズレン「アズノール」です。

効能として、抗炎症作用がありますし、喉粘膜が潤いますので、喉の乾燥を防いでくれます。
喉粘膜が乾燥しますと、乾燥した隙間からウィルスが侵入しやすくなるので、喉を潤すことが大切になります。

風邪をひいた時にアズレンを処方して頂きうがいして、普段は、市販の喉スプレーに適量入れて、処方薬のアズレンを多めに入れて、水で希釈して使ってます。
(浄水器の水やミネラルウォーターはNGで、普通の水にして下さいね。)

チョットした事でも、効果が全然違ってきますので、正しい手洗い、正しいうがいを行ってくださいね😉

 

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