むくみと免疫の関係

現在(2020年2月)、全世界的にコロナウイルスの恐怖に晒されています。
ワクチンも開発段階で、特効薬がない状態ですので、手洗いやうがいなど、出来る事をしっかりと行う事が先決ですね。

むくみと免疫について、一見、全く関連性がない気がすると思います。
…ですが、以外にもあるんです。

免疫細胞の実に7割が腸の中に存在します。
なぜかと言いますと、原始時代、食べ物は必ずしも衛生的ではなかったので、食中毒になる物を食べてしまうことがありました。
入って来た毒に対抗するため、多くの免疫細胞を腸に集めて、身体を守ろうとしたんですね。
※参考記事「NHKスペシャル「人体」 万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった

話はむくみになりますが、なぜ、むくむのかご存じでしょうか??
簡単に言いますと、内臓(この場合は腸)の働きが低下して、老廃物の排出が間に合わず、手先足先に老廃物が溜まってしまっている状態です。
むくんでいる状態ですと、老廃物の排出すら出来ない状態ですので、腸内の免疫細胞の活動も低くなってしまいます。
むくみや冷え症の方の多くが、風邪をひきやすかったり、体調不良になっているのも、腸内の活動が低下している状態なんですね。

むくみにお悩みの方の多くが、お腹に冷えを感じていると思いますが、腸の活動が低いので、腸内温度が低下しています。
一般的に免疫は、体温が37度以上でないと活動が鈍くなるので、身体は震えるなどして筋肉を動かすことで体温を上げようとしますが、肝心の内臓温度(腸内温度)が低いと、どうしても体温が上がらず、免疫の働きが鈍くなってしまいます。

むくみを解消することは、足が細くなるだけでなく、もっと重要な代謝のアップや免疫力の向上にも繋がります。
「むくんで足が太くなったわ~😰」と、見た目だけでなく、健康にも大きく関わりますので、内臓を活性化して、ウイルスに負けない身体を目指しましょう。

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