湿布の使い方

肩が痛い、腰が痛いなど、体の痛みがある時や、打撲、捻挫の時に、湿布を使うかと思います。

ところで湿布の正しい使い方ってご存じでしょうか??
お話を伺うと、結構間違えて使用している場合があるんですよね~

一般的に湿布は、炎症を軽減するのに用いる貼り薬ですので、コリやハリにはあまり、効き目はないんですよ。
腫れ(炎症)を伴うハリやコリの場合には、それなりの効果・効能はありますが、腫れ(炎症)がないハリやコリの場合には、張ったからといって楽になる場合は少ないですね。
全く効き目はないとは言いませんが…

さて湿布の使い方ですが、パッと触って熱を帯びている場合には、白い昔ながらの冷湿布を使います。
大体、三日程度で熱はひきますので、熱がひいたら、痛み物質の軽減のために、薄茶色の抗炎症作用の湿布(インドメタシンやフェルビナク配合とか)を使います。

ですがほとんどの方が、いつまでも白い湿布を貼ってしまうんですよ~。
炎症状態ですと効果はあるのですが、熱がひいた状態で張り続けてますと、逆に患部が冷えてしまい、回復が遅くなってしまいます。
確かにメントールなどが配合されているので、張っている間は、スーッとして気持ちよいのですが、回復とは違いますので…

あと良く聞かれる温シップですが、あれはオススメしないですね。。。
湿布表面に、唐辛子成分(カプサイシンなど)が付いていて、皮膚と接触する時に唐辛子成分と反応して、温かくなります。
辛い物を食べると熱くなるのと同じですね。

ですが…温シップ…最大の欠点が…
暫く張った状態で剥がし、その部分を水で丁寧に流さないと、大変なことが起こります。
温水をいきなりかけますと、張っていた所が猛烈に痛くなります!!(本当に!!)
その後も、入浴している間中、ジンジンと腫れているような痛みや熱感を感じてしまいますので、温シップの使用には注意が必要です。

一応、注意書きに書いてあるので、「読まなかったアナタが悪いんでしょ?!」で済まされそうですので、使用にはしっかりと注意書きを読んで下さいね。

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