以前の記事、「踵立ちの弊害」でも書きましたが、ほとんどの方が無意識で立ってますと、踵立ちの姿勢になってしまってます。
この踵立ちになりますと、不安定になるので、無意識に地面を掴もうとして「足の裏で握り拳を作ってしまう」んですよ～😣
足の裏で握り拳を作ってしまうと、色んな弊害が出てきます。
足の指が曲がる「ハンマーヘッド、ハンマートウ」
足の裏などに出来る「タコや魚の目」
そして、一番怖いのが、足の親指が内側に入ってしまう「外反母趾」等々
ご自分の足を見て頂くと分かるのですが、足の指が曲がっていたり、タコや魚の目が出来ていたり、外反母趾になっていたり…
多少なりとも、該当するかと思います。
外反母趾を例にとって説明しますと…
踵立ちなると、無意識に足の裏で地面を握ろうとします。
立っているだけで常に「足の裏が握り拳状態」になるので、ドンドン、足の形が悪くなっていきます。
さらに不安定になるので、もっと強く、地面を握ろうとして、足の裏が「巻き込むように変形」してしまいます。
そして、とうとう、足の親指が変形して外反母趾に至ります。
時々聞くのが、「ハイヒールを履くから、外反母趾になるんじゃないの？！」。
それじゃあ、ハイヒールを履いている人は全員、外反母趾にならないと、おかしいんじゃないかと思いますし、元々が靴文化の女性は、みんな外反母趾になっちゃっているはずなんですが、あまり、聞いたことがないと思います。
外反母趾の対策は色々ありまして、足の親指を外に向けるようにするサポーターや、足の裏の接地を改善する中敷きやインソールなど。
オーダーメードのインソールって一足、1万～3万円位しますよね…💦
最後には、曲がった足に合わせるように、外反母趾用のオーダーメードシューズ（高すぎて値段、書けません…）
ですが、完全に「踵立ち」になっていることを考慮されてなく、曲がっていたり変形したりしている足に合わせているだけになっているので、改善は難しいと思います。
これを改善するには、「踵浮かしを行って、正しい足の使い方を、身体に覚え込ませる」のが、一番簡単かと思います。
詳しい方法は、関連記事：「踵歩きの弊害」を参照下さい。
当サロンのケア・施術を受けられた方には、もれなく、お伝えします。
小学六年生の女の子でも、簡単でチャンと出来る方法なんですよ～🦶
外反母趾で悩んでいるアスリートって聞いたことありませんよね？！
アスリートは当たり前のように、踵浮かしの前重心になっています。
その立ち方が自然であり、力が抜けた状態なんですね。
余談ですが、日本人って元々、足の形が綺麗だったんですよ。
なぜかと言いますと、草履や下駄の文化ですので、当たり前に足先重心になっていたので、足の裏で握り拳を作ることをしなかったからなんですね😉
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