なんで「こる」の??

いよいよ明日から、ゴールデンウィークですね。
カレンダー通りですと、10連休!!
お仕事によっては、休みじゃない方もおられるでしょうね。

ちなみに当店は、4月27日~29日及び5月4日~6日が短縮営業(18時受付終了)で、4月30日~5月3日は休診させて頂きます。

新年度が始まって1ヶ月経ちましたが、慣れない環境で、精神的や肉体的に、色々とお疲れでしょう?!

さて、素朴な質問です。
なんで身体が「こる」のか、分かりますか??

筋肉の疲労や緊張で固くなるからでしょ?!
はい、確かにそうですね。
ですが、もっと根本的な原因って、考えたことがありますでしょうか??

答えは…
「神経のスイッチが入りっぱなし」になるからなんです。。。

筋肉は自ら勝手に動くことはなく、全て神経の制御で動きます。
神経のスイッチ、正確に言いますと、ほぼ脳が制御してまして、脳から神経に微弱な電気が筋肉に送られて、その信号に反応して、筋肉は縮みます。
ジストニアのような神経系の疾患ですと異なりますが、話がややこしくなるので今回は割愛します。

ちなみに筋肉って、縮まるしか出来ないんですよ~(知ってました??)
関節の曲げ伸ばしが出来るのは、縮む筋肉(屈筋)と伸ばす筋肉(伸筋)の働きです。
分かりやすく例を出しますと、肘の曲げ伸ばしの場合に、曲げる時は肘の内側の筋肉が縮み、外側の筋肉が伸ばされて(自分じゃ伸びないんですよ~)曲げることが出来ます。
逆に肘を伸ばす場合は、肘の外側の筋肉が縮み、内側の筋肉が伸ばされて、伸びることが出来ます。

話を元に戻しまして、神経のスイッチですが、ほぼ脳からの指令(制御)で動いていると書きました。
外からの五感刺激を脳が処理し、必要に応じて、体中の神経に電気信号を送って、その電気信号に反応して、筋肉が縮みます。

前置きが長くなりましたが、簡単に言いますと、凝っている状態って、神経の電気信号が、ずっと送られ続けているからなんですよ~。
以前の記事「頭の中、ライオン100匹!!」でも触れましたが、脳が緊張させる信号を出しっ放しにするので、筋肉が縮んだまま、凝ったままになってしまいます。

ですがそこから、見えてくることがあります。
コリを解消するには、脳からの「縮まれ~!!」信号を止めれば良いんですね。

じゃあどうすれば、信号を止めることが出来るかと言いますと、、、
筋肉から「緊張してませんよ~!!」って、逆に信号を送る事なんです。
これが、ほぐすとか緩める行為、ケアや施術なんですね~(分かって頂けてます??)

神経は一方通行じゃなく、ネットみたいに双方向通信していまして、痛みなどの五感刺激を脳に送って、その刺激を脳が処理して、また送り返す制御をずっとしてます。

緊張する→痛みがでる→固まる→さらに緊張する→もっと痛みが出る→もっと固まる→エンドレス…、みなさん、このループにはまっているんですね~(辛)

そのループを、逆にすれば良いんですね。
柔らかくする→痛みが軽くなる→緊張が緩む→さらに柔らかくする→さらに痛みが軽くなる→さらに緊張が緩むのループにすれば、コリやハリは解消します。

ただ単に、「凝ってますね~」とか「張ってますね~」みたいに、単純じゃないんですよ~

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