もむのは、止めた方が…

コレ、物凄く重要なことですので、頭に入れておいて下さい!!
世間的な常識として思われている、「もむ=ほぐれる」は、大間違いですよ~!!😱

最近、ほぐしの〇〇、もみの〇〇、などの、看板を多く見かける様になりましたけど、もむと余計に悪くなるってご存じでしょうか??

マッサージに行ったら、「余計に痛くなった」とか、「揉み返しになった」、などよく聞きますよね?!

ここで質問です。なぜ、もみ返しって起こるのか、分かりますか??
理由はとっても簡単です。

もんで「筋肉組織を破壊」しているから…

お客さんに分かりやすい例を上げて、お伝えしています。
「鳥の唐揚げを作る時って、袋に切った鶏肉と唐揚げ粉を入れて、よくもみますよね?!
もむと鶏肉が柔らかくなりますけど、その時、『もまれている鶏肉』って、どうなっているのか、分かりますか??
実は…もむことで鶏肉の組織を潰して(破壊して)いるので、柔らかくなっているんですよ~😱
破壊した鶏肉の組織から、肉汁が漏れますので、唐揚げ粉でコーティングするんですよ。」
…って、この事を、人間の筋肉にしているんです…😱

筋肉がもまれることで筋肉組織がダメージを負って、痛みやもみ返し(組織破壊による炎症)が、起こってしまうんです。。。
しかも、強いコリやハリだと、見つけたー!!とばかりに親の敵の如く、力一杯もむし…💦
さらに、お客さんの痛がり具合なんか一切考えずに、ギューギュー握りつぶすようにもむし…💦

こんなことされたら、マッサージや整体が、嫌いになって当然ですよね…😰
人気記事「痛がり、くすぐったがり、その1」で、身体の表面が過緊張になっていて、チョットした刺激にも痛みを感じたり、くすぐったさを感じたりしている状態で、もまれたりしたら…
苦難苦行になってしまうのは、想像に難くないですね。。。

では、どうすれば良いのかと言いますと…
コリやハリを緩めたり軽減するには、『筋肉一本一本を、ストレッチするような感じで伸ばすように』しないと、柔らかくならないんですよ(力説)
重要なのでもう一度書きます、『筋肉一本一本を、ストレッチするような感じで伸ばすように』しないと、柔らかくならないんです。
受けて頂けないと、イメージしにくいかと思いますが…😟

私も実際のケア(施術)で、強いハリを緩める時には、強めに圧をかける場合がありますけど、「思い切りストレッチをしたらスッキリする」みたいな感覚で圧を掛けますので、指を離した瞬間に、痛みがなくて「スッ」と痛みが緩和し、緩む感じになります。
(チャンと、ほぐれてたり、ゆるんでますよ~)

ちなみに、一点集中で強く押す(足裏のツボ押しが分かりやすいですね)方法ですが、強く押されると「攻撃された!!」と脳が判断し、防御モードになってしまい、余計に緩まなくなるんです…

もみほぐしや一点押しは、「もまれた感、押された感」があるので、受けた感はあるのですが、「受けた感と緩むのは、全くの別物」ですので、間違えないで下さいね🙂

私事ですが20数年間、整体師をしてますが、もみ返しは「ただの1度も」ありません😤

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