踵の痛み

フットケアを行っている時、踵の痛みを訴える方が、結構おられます。
「踵って、筋肉なんかないんじゃないの?!」と思われるかも知れませんが、ちゃんと筋肉はあるんですね。
正確に言いますと、「足底筋膜」と言って、膜状の筋肉です。


歩き方や立ち方が悪いと、足の裏の筋肉に無理がかかって、踵と繋がっている筋肉とのつなぎ目辺りに痛みが出てしまいます。
また、つなぎ目だけでなく、踵自体に痛み(骨が痛いわけじゃないんですよ)を感じる場合もあります。

こういう時、整形外科などでは、直ぐにレントゲンで骨を調べて、「骨には異常ありません」と言うだけで、湿布を処方されて終わり、という感じで、正直、さほど相手にされない場合が多いですね。

ですが、立つのも痛い、歩くのも痛い、踵を付けるだけでも痛みが走るなど、悩まれている方が、結構多いんですよ。

フットケアやボディケア(整体)で、ケア(施術)してみますと、踵周辺の筋肉(筋膜)に何本か、細かくて強いハリが見つかります。
そのハリを、しっかりと丹念に緩めていく(ほぐしていく)と、痛みが軽減していきます。

ただ、膜状の筋肉に異常(痛みやハリ)が出ると、ケア(施術)は、痛みを伴う場合が多いので、多少の我慢をお願いしています。
モチロン、我慢できる範囲ですので、安心して下さいね。

踵って骨のイメージが強いですが、筋肉で覆われていますので、痛みが出る時もありますし、痛みなどが一端出てしまうと、なかなか治まらない部分なので、違和感を感じましたら、早めのケアが必要です。

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