深呼吸って、難しい?!

人間は自分の意思で動かせる臓器って、ほとんどないんです。
例えは、食べ過ぎたから胃の働きを良くしようとか、心臓を強めに動かして血圧を上げようなんて、ほぼ無理ですよね?!
たまに、ヨガを極めた人が、意思の力で動かしてるけど…片岡鶴太郎さんみたいな…💦

内臓は自律神経の制御で動いてますので、自分の意思でコントロールすることは出来ませんが、唯一出来るのが、「呼吸」なんです。
呼吸を速めたり、深呼吸で大きく息をしたりするなど、自分の意思で動かすことが出来る臓器が「肺」なんですね。

また呼吸は、その時の精神状態によって大きく変化し、緊張したり、考え事(特に悩み事)をしている時は、呼吸が浅くなって(小さくなる)しまいます。
緊張で、横隔膜を動かす筋肉が萎縮するので、肺が動きにくくなるのが一因です。(他にも原因があります)

リラックスするには、深呼吸が良いとされてますが、いざ、深呼吸をしてみますと、以外と難しく、思ったよりも息の出し入れが出来ないことが多いと思います。

なぜ上手に出来ないのかと言いますと、リラックスするために深呼吸するのに、返って呼吸するぞ!!と緊張してしまっていることが多いからですね。

そしてもう一つ、大きな原因があります。
それは…「息を吐ききってない」

しっかり吸うためには、しっかりと吐ききることが必要ですが、以外と吐ききるまで吐いていないですね。
一般的に、通常の呼吸で約70%の換気(酸素と二酸化炭素の交換)しているので(喘息などの呼吸器系の病気は除きます)生活上、問題ないので、吐ききることって、ほとんど行ってないんです。

また、深呼吸するのには横隔膜をしっかりと動かす必要があるのですが、横隔膜と言っても、膜を動かす筋肉が必要ですが、普段、動かしてないので動いてくれないんですよ。

ですので、「深呼吸が出来ない、難しい」と思われている方は、まず、しっかりと「吐き切る」練習をしてみますと、しっかりとした深呼吸が出来るようになると思います。
吐き切ると自然に、息が入ってくる(息を吸っている)状態になりますからね。

一番簡単な、吐ききる練習は「ため息」をつくことです。
ため息って、一種の呼吸法になるんですよ😃
ちなみに、ため息の効果は「心のデトックス」記事を読んでみて下さいね。

何回かしっかりと吐ききる呼吸をしていますと、自然と心もリラックスしてきますので、試して見て下さいね。

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