当サロンの全身ボディケア（整体マッサージ）では、関節周辺を入念に緩めます。
関節部分は、筋肉の繋ぎ目（ジョイントみたいな感じですね）になってますので、関節周りを柔らかくしますと、コリやハリがシッカリと緩むんです。
ケアや施術中の会話で、特に鼠径部（そけいぶ）を緩めている時、他店のケアを受けた方の多くが「リンパが詰まってますよ！！」って、言われてしまってますね～😓
本当に多い…💦
「リンパが詰まってるから、流れが悪くなって、むくんだり太りやすくなるんですよ！！」などと、言わているみたいで…
そして、固くなっている鼠径部を、親の仇如く、思い切り強くグリグリと押しまくられて、強烈な痛みを体験された方が少ないと思います😱
ですが、チョット考えてほしいのですが、本当に「リンパが詰まっている」のでしょうか？？
例を出しますと、風邪を引いた時、扁桃腺が腫れますよね？！
なぜ腫れるのかと言いますと、リンパには「リンパ管」と「リンパ節」があります。
体内に侵入したウィルスなどが、体中に周らないよう「関所」の役割をするのが「リンパ節」になります。
リンパ節に止められたウィルスが、リンパ節内で免疫細胞と戦っている時に、「本当の意味でリンパが腫れる」状態になります。
「リンパが詰まっている」と、言われてしまった鼠径部って、腫れてます？？
もし仮に腫れていたら、ウィルスなどが足に侵入しようとして、大変なことになりますよ😱
もっと極端な例を出しますと、腹部に癌が見つかり、転移抑制のため、腹部リンパを全摘（取ってしまう）するのですが、リンパ管やリンパ節を除去しても、大丈夫ですよね？！（本来はある方が良いんですけどね）
コレが、血管や内臓を全摘（取ってしまう）してしまったら、大丈夫じゃないですよね（死んじゃいます…💦）
免疫機能の一つとしてリンパが必要なのですが、取り敢えず無くても人間って、大丈夫に出来ているんですよ。
リンパが詰まっているからと言って、全てのむくみが取れるわけでもないですし、ましてや、太りやすいとか、関係ないのですが…。
鼠径部のリンパの詰まり（流れが悪い）が原因で、むくみが出るのでしたら、病院で鼠径部に何かしらの処置をするでしょうし、糖尿病治療の一環で体重のコントロールのために、鼠径部のマッサージとかをしてるはずなんですが…
病院で「リンパが詰まっている」とか「リンパの流れが悪い」ので、薬を出しましょうなんて話、私は聞いたことがありません…🙁
でも、「リンパが詰まってます！！」って言われると、「大変なことだわ！！」って思っちゃいますよね～😰
でも、リンパがどうのこうのと言う前に、筋肉のコリやハリの改善をし、血行を良くして、本当の意味での、流れが良い状態にしませんと、むくみ改善や、痩身効果ってないですよ～😉
コメント