力を抜いて下さいね~

病院やクリニックなどで処置や検査の際に、看護師さんから「力を抜いて下さいね~」と、言われた経験があるかと思います。

言われれば言われるほど、無理に力を抜こうとして、返って力が入ってしまい、余計に緊張してしまうんですよね~💦

ではどうして「力を抜く」ことが難しいのでしょうか??
答えは簡単です😄
「力が抜けた状態を忘れているから」なんですね。

元々人間は、捕食される(食べられる)側の生物なので、常日頃から警戒し、ライオンなどの肉食動物から逃げて、今現在まで生命を繋いできました。
現代では目の前に肉食動物はいませんが、「ストレス」に姿を変えて、攻撃されるのでは?!と、常に警戒モードになってしまっています。

慢性的に緊張している(警戒している)ので、知らず識らずに、体中が凝ったり張ったりしてしまうんですね。

極端な言い方になりますが、肉体労働で疲労した時は、シッカリと栄養を採って休息すれば、回復しやすいのですが、神経疲労の場合、「寝ても覚めても神経が緊張しっぱなし」なので、栄養や睡眠だけでは、緊張のスイッチが切れなくと、回復しづらいんです。

ではどうすれば良いのかと言いますと、「緩んだ状態を覚えさせる」ことが、手っ取り早いですね。
殆どが脳の緊張や疲労なので、適度な有酸素運動や瞑想などを行って、脳の疲労物質(コルチゾールなど)を軽減するのが有効です。

また、ユックリとのんびり、大きくストレッチを行いますと、緊張のスイッチが切れて、身体から脳へ「今、緊張してませんよ~」と、信号が送られて、脳がリラックスします。
ヨガが良いと言われるのは、こういうところだと思います。
身体が動かないのに、無理矢理インストラクターのマネして、怪我しませんように💦

また、マッサージや整体とかで、芯までシッカリと緩めてもらうと、「力が抜けた状態」になりますので、適時、受けるのも有効ですね。
揉まれたり押されただけの「受けた感」じゃないので、注意して下さいね😅

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