噛み締め、歯ぎしり

肩コリや首コリ、頭痛などの症状で、お悩みの方をケア(施術)する時、必ずと言って良いほど、皆さん、「ある事」をしてしまっています。

それは、”噛み締めや歯ぎしり”を、してしまっているんです。。。😣

話を伺いますと、ほとんどの方が、
「私って、無意識に噛み締めているのよね~」とか
「歯ぎしりしているよって、夫に言われるの…」など、
気付かないうちに、してしまってます。

ではなぜ、噛み締めや歯ぎしりをしてしまうのでしょうか??
簡単に言いますと、「脳がストレス解消している」からなんです。
まだ完全には解明されていませんが、ストレス説が有力になってます。

噛み締めや歯ぎしりは、就寝中、物凄い力で行ってしまうんです…
日中(覚醒時)は、脳が制御して、さほど強く噛み締めたりしないのですが、寝ている時(就寝時)は、脳の制御(リミッター)が外れて、とんでもない力で噛み締めや歯ぎしりをしてしまうんです。

皆さん、沈没します(笑)の記事でも簡単に書きましたが、顎関節症や噛み締め癖がある方が、マウスピースをして寝たら、マウスピースを噛み砕いてしまう事もあります。
一昔は、「夜中、50キロで噛み締めている」と、言われてましたが、最近の研究ですと、「100キロを超えて噛み締めている」ようで…💦
夜中の噛み締め状態ですと、プラスチックのマウスピースなんぞ「薄焼きせんべい」の如く、噛み砕いてしまうんです😱

また歯ぎしりですが、起きている時に「歯ぎしりしてみて下さい」と言われても、あまりの痛さで出来ませんが、寝ている時はガリガリと音が出るくらい、平気に歯ぎしりをしてしまうんです😱

脳のストレス解消のために、「寝ている間中、噛み締めや歯ぎしり」をするので、「噛み締めをさせられている体の方」は、ずっと噛み続けているため、寝起きから既に、疲れ果ててしまってます。
寝起きから辛い…って、経験ありませんか??

さらに、噛み締めや歯ぎしりだけでなく、「手の握りしめ」もしてしまっているので、二の腕、前腕を押されると「何で腕が痛いの~」って、仰る方も多いですね。
握り締めも、握力が20キロもない女性が、例えばリンゴを握った状態で寝たら、リンゴに指の跡が残るくらいの力(軽く50キロは超えるみたい…💦)で握り締めをしてしまいます。

噛み締めや歯ぎしり、握り締めを軽減するには、脳の緊張緩和やストレス軽減を行うのが一番です。
難しい方法ではなく、就寝前に「今、リラックスしてるよ~」と、身体から脳へ信号を送ると、脳が過剰なストレス解消をしなくなり、噛み締めや歯ぎしり、握り締めなどが軽減します。
要は、身体の方を緩めてあげると、脳(心)が緩んでくれるんですね。
参考記事:「頭の中、ライオン100匹!!」参照

寝る前の簡単なストレッチが有効ですので、ボディケアを受けられた方には、いつでもどこでも、簡単に出来るストレッチ法をお伝えしています。
ストレッチ以外にも、いくつか方法がありますので、ケア・施術の際は、遠慮なくお尋ね下さいね。
チョットしたことなんですが、するのとしないとでは、大きな差になりますよ😀

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