汗をかくから、代謝が良くなる?!

梅雨明けしてから、連日の真夏日が続いて、厳しい陽気ですね💦
特に今年は、コロナウィルスの影響で、マスクを付けての外出になりますので、例年以上に暑さに注意が必要になります。

ところで、夏の時期に「汗をかくから、代謝が良くなる?!」って、感じられている方を多く見受けられますが、それって、間違いですよ~😧

汗について簡単に説明しますと、汗には「燃焼による汗」と「体温調整の汗」があります。
厳密には「温熱性発汗」、「精神的発汗」、「味覚性発汗」と、あるのですが、今回は「温熱性発汗」についての説明になります。

まず「燃焼による汗」とは、運動により筋肉が糖分などを消費して発熱しますので、上がり過ぎた体温を下げるための汗になります。

そして、「体温調整の汗」ですが、外気温が高まるに比例して、体温も上昇しますので、身体を冷却するために発汗をして、汗が蒸発する時に気化熱として、熱が奪われることで体温を下げるための汗になります。

分かりやすい例を出しますと、「道に水を掛ける」光景を見たことがあるかと思います。
道に掛けた水が蒸発しますと、道の熱が奪われる(気化熱)事により、周りの温度が下がるんですね。
それを身体で行っていて、皮膚表面に水分(汗)を出して、蒸発させることで、体温を下げているんです。

さて、この説明を読んで、「汗をかくから、代謝が良くなる?!」のとは、異なるのを分かって頂けますか??

夏場は外気温が高いので、体表面に汗を多く出して、ドンドン蒸発させることで、体温を下げているだけなので、代謝が高まっているわけではないんですね。
さらに夏場は、ただでさえ外気温が高いので、代謝を高めてしまったら、身体がオーバーヒートを起こして、熱中症になってしまうので、「代謝が下がるんですよ」←コレ重要!!

「汗をかくから、代謝が良くなる」のなら、テレビに出てくる、芸人の石塚さんや松村さんなど、汗を多くかいているので、激ヤセしてしまうんですが…😓

汗をかく事自体は悪いことではないので、汗をかきましたら、塩分などのミネラル分も排出されるので、塩分タブレットなどを、シッカリと摂取して下さいね😉

当サロンでは、夏の期間、来店された方に「塩分タブレット」を、お配りしております。

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